訪問看護

みんな知らない!?訪問看護のこと
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全く知らない方にも読みやすくしています!

みんな知らない!? 訪問看護と訪問介護の違い?

訪問看護でお宅に伺うと、サービスを受けるご本人も違いを理解できていないケースが多いです。しかし、それは当然のこと。
でも、少しでも気になった方は、是非これをお読みください!

簡単に言うと、「医療行為」ができるかできないか、と言うことになりますが、このページではもう少し詳しく説明させていただきます。

目次

「訪問看護」とは


どんな人が訪問してくれるの?

訪問看護では、看護資格を持った看護師や理学療法士など医療の専門資格を持った者がお宅に伺います。医療従事者のよる訪問サービスになります。


どんなことしてくれるの?

利用者の病気や障害などの治療や療養のサポートをメイン行います。健康状態のチェック、状態の悪化防止、社会復帰に向けた活動を行います

具体的には、状態観察と病気や障害などの治療や療養のサポートです。
バイタルチェックを行い、身体の変化や生活での困りごとが増えていないかなどの問診を行い。健康状態に変化がないかを確認します。

▸状態観察
バイタルチェックを行い、身体の変化や生活での困りごとが増えていないかなどの問診を行います。健康状態に変化がないかを確認します。

▸療養上のサポート
身体の清拭、洗髪、入浴介助、食事や排泄などの介助・指導を行うことができます。

▸医師の指示による医療処置
大前提に、訪問看護師が医療行為を行う場合、主治医の指示書が必要になります。
この指示書に基づいて、在宅での点滴やキズの処置などを行うことができます。

▸褥瘡(床ずれ)予防・処置
褥瘡防止の工夫や指導を行い、ケアマネジャーと連携をとり福祉用具の変更などの相談、主治医への報告、指示に基づき処置を行います。

▸医療機器の管理
在宅酸素や人工呼吸器などの管理を行うことができます。専門業者と連携をとり不備のないように対応します。

▸ターミナルケア
がん末期、終末期の方が自宅で安心して過ごすことができるように、主治医をはじめ多職種と連携をとり、ご家族を含めたケアを行います。

▸リハビリテーション
拘縮予防や機能維持を目的とした運動療法、嚥下訓練等を状態に応じて行います。

▸認知症ケア
認知機能低下予防のための関わり・訓練や周辺症状に対するケア、介護者へのアドバイスを行います。

▸ご家族への支援・相談
介護方法の指導や社会資源についての相談やアドバイスを行い、介護への不安やストレスが軽減できるように支援します。


適応される保険は?

指定を受けた事業所では、介護保険か医療保険が適応になります。

当事業所(プライベート訪問看護ROBE)のような保険外で自費の訪問看護サービスを提供する民間の事業所もあります。


「訪問介護」


どんな人が訪問してくれるの?

介護福祉士や訪問介護員(ホームヘルパー)など資格を有している者がお宅に伺います。

専門資格には

  • 介護福祉士(国家資格)
  • 介護職員初任者研修終了
  • 介護職員実務者研修終了
  • 訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修1級過程・2級過程終了
  • 介護職員基礎研修終了

※④⑤は平成25年に研修を終了しています


どんなことしてくれるの?

身体介護と生活援助を行います。利用者の希望に応じた家事が行えるのが特徴です。(利用者の家族のための家事やペットの世話、日常生活の援助を超えた大掃除などはできません。)

事業所によっては、通院を目的とした介助付き送迎サービスを行っています。

▸身体介護
食事・排泄・入浴・移動など

▸家事援助
掃除・洗濯・買い物・調理など


適応される保険は?

指定を受けた事業所では、介護保険が適応になります。

保険外で自費の訪問介護サービスを提供する民間の事業所もあります。


まとめ

訪問看護

・利用するには医師の「訪問看護指示書」が必要
・医療保険または介護保険が適応される
・看護師や専門医療従事者による訪問サービス
・医師の指示書をもとに医療行為ができる
・療養ケアとして清潔・食事・排泄は含まれますが、掃除・洗濯・買い物・調理といった家事は含まれません。

介護保険

・介護保険が適応される
・資格を有している介護従事者による訪問サービス
・身体介護と生活支援を行う


プライベート訪問看護ROBEでは

上記で説明させていただいたような訪問看護のお仕事はもちろん、医療保険や介護保険の制度にとらわれずに、自由に訪問することができます。

なので、訪問先も自宅でなくても大丈夫

介護保険の認定が下りないけれどサービスを必要としている方、すでに介護保険の上限の達しておりサービスが受けられないなどケースは様々です。しかし、このように制度の問題で何かをあきらめている方、家族の負担が大きくなっている方など、自費でサービスが受けられることで、あきらめなくて大丈夫です。家族も休む時間がとれるなど、少しでも明るくなって頂けるように、お手伝いしております。